狂宴の国のリアス(狂リア)の世界、主要キャラ説明
狂リアの世界は、パラレルワールド形式となっております。
世界線が沢山ありますので、登場人物や目的は同じでありながら、台本製作者様により
展開やキャラの関係性等が少し変わっていく物語(予定)です。
ですので、世界線の数は今のところ全く決めておりません。
作者様、或いはシナリオが多いほど世界線は増えます。
●内容
白兎を追いかけ穴に落下してしまった二人の少年少女、リアスとアリスが主人公の物語。
落下した先はリアスたちの住んでいた世界とは別世界の、二人の王が支配する不思議の国。
大きな涙川で仕切られた二つの国が存在し、アリスは赤の国、リアスは白の国に
其々落ちてしまいます。
二人の王は他人の心臓(通称ハート)を奪い壊す事が出来る能力を持ち、主人公の二人も
いつの間にか(倒れている間に)奪われてしまった状態で覚醒。
王にハートを壊されてしまった者は不死の体となり、永遠の時を生きなければなりません。
此処に住まう全ての住民は心臓を壊され、不死の体になってしまった者ばかり。
噂では、奪われた心臓がこの世界に存在する限り、元の体に戻れる可能性があるとか……。
この世界の事は何も知らず、離れ離れになってしまった二人の主人公。
長くなるので簡潔になりますが、住人の協力を得て二人の王から心臓を取り戻し無事に元の世界へ帰る、というのが物語の大まかな目的です。
●住人と設定
★赤の王・白の女王について
二つの領地に分断された赤と白の国にそれぞれ城を持ち君臨している王。
住民の心臓を奪い壊せる能力を持ち、この世界全ての住人を不死にした張本人たち。
リアスたちのような異界の住人を『旅人』或いは『異国者』と呼び、旅人の貴重な心臓は壊さずにコレクションしたがる(現在アリスは赤の王、リアスは白の女王に奪われている)。
心臓を壊された、或いは抜かれた者は必然的に不死となるが、心臓自体が壊されずに
残っていれば元に戻れるという噂もある。
勿論当の本人たちも不死であるが、何故か心臓はあるという(本人公言済)。
心臓を取り戻す過程で、“何らかの方法で王の機能(心臓)を停止”させる事ができれば
不死の住人は消える(死を迎える事が出来る)可能性があるとも言われている。
★クラウンについて
世界クラウン連盟に属する世界線(時空)の秩序を守る管理人。
(チートキャラなので倒すとかは基本不可能)
リアスたち異界の人間の中には稀に時を移動できる能力を持つ者が現れる事がある
(何故この能力が開花してしまうのかは未だに謎のまま)。
クラウンは時空の乱れが大嫌いなので並行世界のパラレルワールドを行き来する者を見つけると消しにかかる、それが彼の仕事。彼曰く「その世界に生を持ったのなら何があっても最後まで責任を通してください」とのこと。
しかしそんなに仕事熱心なピエロではないので必ずしも跨いだ直後に気付くとは限らない。
最終的には消すが気づいても少し泳がせる事もあるし、気分で直ぐ消す事もある。
クラウンに消された者は全ての人々の記憶から自然と抹消され、クラウン自身も
誰を消したかを忘れ誰かを消したという事実しか覚えていなくなる。
※リアスたちの世界から不思議の国への世界線は直結しているものであるためそれは了承
範囲だそう。
主に消されるのは世界線を跨いで『手助けした側のリアスたち』であり、
『助けられた側のリアスたち』ではない。
助けられた側は帰ろうが帰れなかろうが世界線を跨いだわけではないので
ルール違反にはならないらしい。
※ちなみに不思議の国の住人たちは誰一人としてクラウンの存在自体を知りません。
世界線のある異空間にしか存在できないので、顔を合わせるのは世界線を跨いだ
主人公のみです。
自身の管理する世界なので時々喋る植物や不思議生物の体を借り、不思議の国に介入してくる事も多々あり。
立ち止まってしまった旅人たちに言葉でヒントを与えたりもする謎多きピエロ。
★住人について
大きく分けるとこの三種類の者が存在します↓
●『不死を肯定する者(不死であることに賛成する者)』
●『不死を否定する者(不死であることに反対する者)』
●『思考を放棄した者(色々諦めてどうでもよくなっている、或いは肯定も否定もしない者)』
※女王サイド等細かくすると色々ありますが、そこは省略させて頂きます。
帽子屋や三月兎等、役職持ちのキャラクターが主ですが、町の住民等も沢山います。
協力してもらうにはそれ相応の何かが必要な者も居れば、親切で協力してくれる人も居る
かもしれません。
不死肯定派は自分たちが消えてしまう可能性があるので敵対する者が多いかもしれません。
不死になった事により住人によっては其々体に変化が表れる者も居ます。
*傷が一部治らないまま
*無痛
(無痛は、公言している者も居るが、中には痛がるフリをして隠している者も居るのでそういう住人は王でさえも見つけ難い)
*脳がそれ以上発達しない
(主に幼児~子供系が脳が発達せず記憶が不死になった時のまま止まっている事が多い。誰かが何かを教えてもほぼほぼ記憶できない)
*傷の再生速度が違う
(基本住人は皆、例外を除き斬られても再生します)
等、不死という共通点以外は住人により様々。
※ただし、世界線を渡る事が出来る能力だけは旅人のみ
*子孫繁栄が出来なくなる
(心臓を壊され不死になると子孫繁栄が不可能となる)
★住人の名前について
旅人とは違い、役職がある住人は全て役職自体が名前となっています。
(例:『帽子屋』の名前は『帽子屋』など)
各々役職そのままや略称、親しい者は役職に因んだ好きなあだ名等で呼び合っています。
(トランプ兵等量産型の役職については特徴+名前で呼んであげないとその場にいる全員が振り向いてしまいます。)
★旅人(異国者)について
リアスたちのような外界から迷い込んだ人々の事。
世界が沢山あるので何人も存在しているようだが、中には一つの世界で二人目のリアスが存在
する(過去に一度王を上手く攻略して無事帰宅できた元主人公や、失敗して戦意喪失し不死住人
となってしまった元主人公が居たりする)場合もあるかもしれない。
★ハートについて
心臓を言い変えた名称。旅人のハートは輝く宝石のような深紅色。
それに比べて住人のハートは輝きもない漆黒なので王たちは毛嫌いしている。
二人の王は意識すれば遠くの他人の鼓動を聞く事が出来る。彼ら曰く、鼓動も住人と旅人では全く
違うものらしい。
取り出されたハートはその名の通りハート型の宝石のような形をしている。
★空間移動(時移動)について
稀に旅人の中に開花する、世界間を移動できる謎の能力。
※ただし、全ての旅人が目覚めるとは限らない
*自身の居た世界 ⇒ 異空間 ⇒ 異世界
*異世界 ⇒ 異空間 ⇒ 自身の居た世界
*異世界 ⇒ 異空間 ⇒ 異世界
異空間は必ず通るのでここでクラウンに捕まる。
異世界に滞在できる時間は限られているので、一定時間になると必ず異空間に引き戻される。
一度空間移動した時点で管理人から逃れる事は絶対的に不可能なので、
最後には必ず捕まり消されます。
※狂リアはパラレルワールドが関係しておりますのでいくつもの結末やドラマ、
関係性等があると思われます。
ハッピーエンドもバッドエンドもそれ以外のエンドも物語の作者様によって変わるかも
しれません。
※シナリオは別世界設定になっておりますので、キャラクターの前世の記憶の引き継ぎや、
同じ物語のループは存在しません。全て別の物語とお考えください。
管理人のクラウンは何世界かに一人存在しており、唯一パラレルワールドの存在を
知っているキャラです。
★武器、小道具について
所有する武器や道具は不思議な力で隠すことが可能ですが、呼び出すのに少し時間が掛りますし
少し疲れるというデメリットがあります。
そのため武器等は急な戦闘時など隠していないキャラの方が有利な場合があります。
主に大きな武器を所有する者は普段邪魔になるので隠していたりもします。
手間取るので苦にならないキャラは基本隠さず持ち歩く事が多いです。
●季節と天候
季節、天候共に気候の概念など無く全ては空の気紛れで変化します。
朝昼晩も天の気紛れなのでどれも不定期。必ずしも『朝→昼→夜→朝…』になるとは限らず、
『朝→昼→朝→昼』等、夜が来ない日や朝が来ない日も当然のようにあるので、睡眠等は各自適当な時間にとっています。
季節感も天の気まぐれでバラバラ。突然寒くなり雪が降る事もあるし、雪が降っているにも関わらず夏や春の花が咲いていたりするという不思議現象も当然のようにある。天が喧嘩すると大荒れになるという噂も…。
住人や王、旅人は天候や自然現象に関して一切関与はできません。
クラウンだけは操ろうと思えばできるが、あえて気紛れな自然に任せて何もしないのが彼のポリシー。
住人は体質的にこの不定期な気候にも既に適応しているので、そんなに暑さも寒さも感じない。
初めて落ちてきた旅人は風邪を引くかもしれないが優しい住人がいれば色々と世話を焼いてくれるかもしれない。